物語の勉強、何処に一番力を入れるべきか。

  • 2020.10.11 Sunday
  • 19:13

 小説を沢山読んだ人は、小説を書ける。

 という話を時々見聞きしますが、実際のところ書ける人は僅かです。

 

 同じだけの量の本を読んでも、小説を書ける人と、書けない人がでます。

 その違いは何処にあるのか?

 それが長いこと謎だったのですが、丁度去年の今頃、自分なりの一つの解答を見つけました。

 

 それは私の場合、小説(またはマンガ、ゲームなど物語)を読んでいるときに、「物語のアイデアや仕掛けにばかり目が行っていて、キャラクターの心の変化を注視していなかった」ということです。

 

 読者の驚きは、アイデアや仕掛けにありますが、感動は、心の変化によってキャラクターの行動が変わるところに生まれます。

 私は、そのことに長いこと気が付いていませんでした。

 もちろんアイデアや仕掛けの斬新さは必要ですが、驚きだけでは読者の皆さんは読み続けてはくれません。

 チャラクターの心が変化する出来事が起きて、その後行動が変わる。

 小さな出来事でも読んでくださる方々が納得できるレベルで、心の変化があることが大事です。

 

 この心の変化による行動の変化、これが理解していなくてもたまたま書けている場合もありますが、理解していて意識して書いているかそうでないかで、小説を書いているうちに大きな差になって行きます。

 

 簡単に「鬼滅の刃」の第一話で、富岡義勇を例に挙げて解説しますと、義勇は初め、鬼と化してしまった襧豆子を、炭治郎の説得に耳を傾けずに容赦なく滅そうとします。

 それはこれまでの経験から、鬼となってしまった者はすべからく、理性をなくして肉親だろうと襲って喰ってしまうという事実を目にしてきたからです。

 この、凝り固まってしまった彼の考え(心)を代えたのは、炭次郎が襧豆子を人間に戻すという言葉を実行に移すだけの覚悟を示したこと(この行動は襧豆子が兄を思う心を強く呼び覚ます事にも繋がっている)と、餓えている状態であるのに倒れた炭次郎を守ろうとした襧豆子の行動。

 この二つによって義勇は心を動かされ、二人を鱗滝さんに託そうと考えることが出来るようになったのです。

 

 このように、キャラクターがそれまで出来なかった行動を、心が変わることによって出来るようになる。そこに感動が生まれるのです。

 その積み重ねを丁寧にすることが、物語を、小説を書くと言うことなのだと思います。

 

 沢山の小説やマンガ、ゲームなど、物語を多く読んでいても物語が書けないという人は、この辺りを意識してキャラクターの心の変化を収集していくと、作品を読んで頂いている皆さんに感動して頂ける物語を書けるようになるでしょう。

 

 まあ、かく言う私も、去年の今頃この事に気付いてからその辺りを意識するようになったので、まだまだうまく出来ていないんですけどね。

小説、どこまで準備して書き始めるか

  • 2020.10.06 Tuesday
  • 10:40

 小説を書かれる方は、皆さんどこまで準備してから書き始めるのか?

 これは、調べてみると、結構いろいろなパターンがりますね。

 

 アイデアを思いついたらすぐに書き出す人。

 半分くらいの流が決ったら書き出す人。

 初めから最後まで、さらには登場人物まで全部カッチリ決めてから書き始める人。

 

 小説の書き方本を見ると、特に最近の本は、圧倒的に全部かっちり決めてから始めた方がいい……というのが多いです。

 私が読んだ8割以上の本ががそうでした。

 

 きっちり派でない方だと、「陰陽師」の夢枕 獏さんなんかは要所と終わり方が決まって、あとは6、7割くらいの構想が出来上がったら書き始めるような感じらしいです。

『秘伝「書く」技術』を読むと、日程表みたいなモノを作って流を管理しているのが勉強になりました。

 

 私は、どちらかというと夢枕 獏さん方式で書いています。

 まあ、短編書けない病を患っていて、思いつく話がどうしても長編になってしまうので、カッチリ決めていたらいつまでたっても話が書けなくなってしまうからなんですが……(^^;)

 あと、いま書いている「モブ令嬢の旦那様は主人公のライバルにもなれない当て馬だった件」では日程表作って、話の流れを管理しています。

 ただ、資料だけは、書き始める時点で必要だと考えたものは、殆ど揃えておいて、疑問があったらすぐに調べられるようにしています。

 

 

 

秘伝「書く」技術 (集英社文庫)

物語とはどういうモノか?

  • 2020.10.04 Sunday
  • 21:16

 物語とはどういうモノか?

 実はこれに気が付いていない人が案外多いと思うんです。

 かく言う私もそうでした。

 

 ただ私は、結構長い間小説を書いているんですが、ずーっと我流で書いていて、「……何か違う」という違和感が抜けなかったんです。

 web上で公開している小説は長編数本ですが、これまでに同人誌などで長編10本近く書いていました。

 ですが、ここ数年その違和感が強くなりすぎて、筆が止まってしまいました。

 それで、一年ほど基本から小説の勉強をしたのですが、その時に出会ったのが、下記で紹介している『読者ハ読ムナ(笑)』です。

 この本は、そんな私に、その「違う」と考えていた答えに気付かせてくれた二つの本のうちの一つでした。

 

「うしおととら」や「からくりサーカス」、最近では「双亡邸壊すべし」の藤田和日郎先生が自身の創作論を語った本です。

 マンガの創作論ですが、物語、特にライトノベルを書く人には、下手な小説の書き方本よりもずっと得るものがあります。

 

 結論として一番大切なことは、「登場人物の心が変わる物語を書け!」それにつきます。

 

 まあ、それ以外にも本の中では、キャラクターの創り方とか、色々と目からウロコが落ちる話を藤田節で語ってくれています。

 

 ちなみに「モブ令嬢の旦那様は主人公のライバルにもなれない当て馬だった件」は、小説の勉強をした後の第一作目です。

 

 

読者ハ読ムナ(笑) 〜いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか〜

 

ブログを初めてみた。

  • 2020.10.03 Saturday
  • 21:44

 初めまして、獅東 諒と申します。

 現在、「モブ令嬢の旦那様は主人公のライバルにもなれない当て馬だった件」という物語を、小説家になろう様、カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様、ノベルバ様にて投稿しています。(ツギクル様には小説家になろう様よりリンク登録してます)

 

 ブログを書くのは初めてですが、正直「これ、小説書くより難しくね?」と、感じます。

 さてさて、タイトルのところに書いたとおり、このブログでは小説執筆関連の話をメインに、ライトノベルやマンガ、アニメなどの事もつらつらと書いて行きたいと思います。

 

 特に、執筆関連の話……悪い癖でついつい買ってしまう、小説の書き方本とか、資料本の話などがメインになりそうです。

 というのも、「書くからには読まねばならない!」と、まあ自分の為でもあるんですけどね。(^^;)

 

 後は、その時書いている物語のこぼれ話や、読んだ小説、マンガ、見たアニメなんか感想などもチョロチョロと書いていくと思います。

 

 まあ、書いている小説の邪魔にならない程度に更新させていただきます。

 それでは、はじまりはじまり。

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